- 2016-02-10 (水) 5:00
- Mac/PC

米Adobeは2月9日(現地時間)、最新版Flash Playerプラグインに存在する脆弱性に対応するセキュリティ情報[APSB16-04]を公開し、Flash Player最新版「Flash Player 20」最新版セキュリティアップデートを実施しました。
毎月10日前後の月例アップデートで、あわせてAdobe Photoshop and Bridge [APSB16-03] やAdobe Experience Manager [APSB16-05]、Adobe Connect [APSB16-07] に関するセキュリティ情報も掲載され、それぞれ最新版が公開されています。
Flash Playerのセキュリティ緊急度は、Windows/Macデスクトップランタイム版が優先度1の最高レートとなっており、直ちに適用されることを推奨(例えば72時間以内)。AIRは優先度3。
最新バージョン番号は、Flash PlayerがWindows/Mac向け 20.0.0.306 になります。
Google Chrome内蔵Flash Playerや、Windows 8/8.1向けIE 10/11、Windows 10向けMicrosoft Edge/IE 11内蔵Flash Playerも順次自動アップデートが行われていますので、最新版が適用されているか確認を。
■インストール状態(バージョン)確認
インストール済みFlash Playerのバージョン確認はこちらで行えます。
なお、OS Xではシステム環境設定にある「Flash Player」の更新メニューで、バージョン確認やNPAPI/PPAPI版プラグインダウンロードが可能。今回NPAPI(Safari/Firefox用)とPPAPI(Opera/Chromium用)プラグインのバージョン番号が異なりますので、両方インストールしている方はそれぞれ最新版にするよう注意。

▼JPCERT/CC – Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB16-04) に関する注意喚起 (2016/02/10)
▼Adobe Product Security Incident Response Team (PSIRT) Blog – Security Bulletins Posted (2016/02/09)