- 2015-09-05 (土) 12:58
- Mac/PC
Appleは9月3日(現地時間)、Adobe Flash Playerアップデートに伴い、「XProtect」定義ファイル更新を実施したとメーリングリストでアナウンスしました。定義ファイルは順次更新されるようになっており、時間がかかる場合もあり。
前の定義ファイルバージョンがv2066で、今回の更新でv2067に。
古い Adobe Flash Player バージョンのままSafari Webブラウザーでコンテンツを表示しようとすると、ブロックした/最新ではない旨のメッセージが表示されるようになります。出るようなら、それぞれ最新バージョンにしましょう。
※XProtectは、Snow Leopard以降のOS Xに内蔵されているマルウェア検出システムで、「Safari」や「Mail」などのApple公式アプリがファイルをダウンロードする際に使われます。
■更新 v2067
- Adobe Flash Player 18.0.0.232より前の古いバージョン
→[APSB15-19] Adobe Flash Player に関するセキュリティアップデート公開 (2015/08/12)
また、キーチェーンアクセス許可ボタンを自動で押させる悪質インストーラー「OSX.Genieo.C」のブロックも行われている模様。
ちなみにv2066だと「OSX.Genieo.B」になっています。
Genieo (Geonei) は、前々から問題になっていて、こんな説明ページもあります。
→Norton – Mac から Genieo のウイルスまたはトロイの木馬を削除する方法
→Trend Micro セキュリティ情報 – OSX_GEONEI.A (2014/08/16発見)
▼Apple Mailing List – APPLE-SA-2015-09-03-1 OS X: Flash Player plug-in blocked (2015/09/03)
▼Apple – Adobe Flash Player updates available for OS X on September 3, 2015 (2015/09/03)
▼Apple – Safari:インターネットプラグインの管理について
▼Apple – Mac にポップアップ広告やグラフィックスを表示する不要なアドウェアを削除する