- 2015-07-07 (火) 12:00
- ネット/Webサービス | 気象/宇宙 | 金融/電子マネー
気象庁は7月7日、静止気象衛星「ひまわり8号」の正式運用を11時より開始したと発表しました。
運用中のひまわり7号(MTSAT-2)の後継で、2014年に打ち上げ。
これからは8号がアジア・太平洋地域の天気や地球環境の観測を担います。
対になるひまわり9号が2016年に打ち上げ、2022年まで軌道上で待機する計画だそうです。
■特徴
画像の解像度が約2倍になったほか、可視赤外放射計「AHI (Advanced Himawari Imager)」搭載し、可視3バンド、近赤外・赤外13バンドの合計16バンド構成に。
従来6号/7号と比べ、非常に高性能で詳細な雲の様子を観測することが可能になります。
例として、3枚のAHIによる可視画像 (青: 0.47µm, 緑: 0.51µm, 赤: 0.64µm) を合成することで、人が宇宙から地球を見た場合に似た「カラー画像」が作成可能。全球観測時間で10分毎、日本付近を常時2.5分毎の高頻度観測も可能に。
また、情報通信研究機構(NICT)が気象庁と連携し気象衛星「ひまわり8号」観測データを公開しています。
- 観測画像Webサイト (スマホ対応)
- ダウンロード用Webサイト
スマートフォンからの表示にも対応してますね(・∀・)
ひまわり8号リアルタイムWebですが、1日前の24時間ムービーの公開を始めました。今後は、準リアルタイムで動画像を公開していく予定です。 http://t.co/BVEQZQOit8
— Ken T. Murata (@murata4stars) 2015, 7月 9