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大規模災害時にはWi-Fiを無料開放へ 統一SSID「00000JAPAN」などガイドライン公表
- 2014-05-27 (火)
- ネット/Webサービス | 危機管理/災害対策
無線LANビジネス推進連絡協議会は5月27日、2013年9月に実施した釜石市、仙台市での実証実験を基に「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料解放に関するガイドライン」を策定し、公表しました。
→大規模災害発生時における公衆無線LANの無料解放に関するガイドライン v1.0 (2014/04/21)
本ガイドラインでは、公衆無線LANを提供する各事業者等が、大規模災害の発生に備えてそれに対応した措置を事前に検討・準備する際の留意事項や望ましい事項を明らかにし、世界初となる災害用統一SSID「00000JAPAN」の制定をはじめ、無料開放する大規模災害の定義や措置を講ずるまでの目安となる時間、推奨される大規模災害用ポータル等について記載しています。
災害用統一SSIDは、連絡会が実施した釜石での実証実験の経験を踏まえ、サーチしたSSIDが文字コード順で表示される携帯端末が多数存在していることを考慮し「00000JAPAN」を使用。
措置を行う目安としては、人命救助活動などにも活用されることを考慮し、人命救助及び被災者の救護活動を行う災害の初動対応の目安となる「災害発生後72時間以内」が望ましいと記載。
各通信事業者などでは今後技術的な問題の詰めを行い、2015年3月に仙台市で行われる国連防災世界会議より前までに、なるべく早い時期に運用を開始したいとのことです。
これとあわせて、2020年東京オリンピック・パラリンピックを前に、訪日外国人にとって利便性の高い公衆無線LANの環境整備に業界横断的に検討していくとの発表も。少し前に発表されたNTT-BP「Japan Connected-free Wi-Fi」も関係しているようですね。
→NTTBP: iOSアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」の提供開始について ~iOSユーザも約16,000拠点で簡単にWi-Fi接続が可能に~ (2014/03/07)
Japan Connected-free Wi-Fi
▼無線LANビジネス推進連絡協議会 – 公衆無線LANの利活用について (2014/05/27)
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消防庁、iPhone/Androidアプリ「Yahoo!防災速報」経由でも国民保護情報を配信開始
- 2014-02-28 (金)
- iOS/Android | 危機管理/災害対策

総務省 消防庁は2月27日、大規模災害やテロなど有事の際に自治体の防災行政無線等により国民に伝達される「国民保護情報」について、Yahoo! JAPAN提供のスマートフォン向けアプリ「Yahoo!防災速報」でも同日より配信対応することを発表しました。
受け取れる情報:
全国または設定した地域に、政府が国民保護情報を発令した場合に通知します。
通知される情報の種類と例:
・弾道ミサイル攻撃
・航空攻撃
・ゲリラ・特殊部隊による攻撃
・大規模テロ
また、Yahoo!防災速報サイトで「国民保護情報」が発令された場合の避難ポイントなどをまとめたページが公開されています。
■全国瞬時警報システム(J-ALERT)
津波警報、緊急地震速報、弾道ミサイル情報等といった対処に時間的余裕のない事態に関する緊急情報を、消防庁から人工衛星を用いて送信し、市区町村の同報系防災行政無線を自動的に起動させることにより、住民に瞬時に伝達するシステムです。
■国民保護情報
「国民保護情報」は、日本に対する外部からの武力攻撃、あるいは大規模なテロなどが迫っているとき、または発生したときに、関係する地域の方に注意を呼びかけるための情報で、消防庁の「J-ALERT」と公共情報コモンズのシステム経由で発信されます。また、「Yahoo!防災速報」では、国民保護情報の通知があった際の避難ポイントなども併せてWebページに掲載していますので、通知があった際にどのような行動をとればよいかがわかります
▼ヤフー – Yahoo! JAPANの「Yahoo!防災速報」、「国民保護情報」通知機能を追加
▼消防庁 – スマートフォンアプリによる国民保護情報の配信サービスの開始
▼内閣官房 国民保護情報ポータルサイト
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アップル、iTunes Storeで国際赤十字「2013年フィリピン台風救援金」募金受付
- 2013-11-15 (金)
- ネット/Webサービス | 危機管理/災害対策

米Appleは、先日発生した台風30号によるフィリピンでの災害に対し、米iTunes Storeなどに救援活動のための各地域の赤十字社/赤新月社へのネット募金窓口を設置しました。
日本でも開設され、国内iTunes StoreユーザーはiTunes Store (Japan)を通じて全額を赤十字社へ寄付できるようになります。
受付窓口は国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)。
現時点では受付期間は未定。
種類: 500円 / 1,000円 / 2,500円 / 5,000円 / 10,000円 / 20,000円
iOS標準「iTunes Store」「App Store」アプリからでも、寄付コーナーへアクセスできます。
日本赤十字社サイトからのインターネット寄付については、2014年2月28日まで予定とのことです。
【日赤広報よりお知らせ】台風30号によって甚大な被害を受けたフィリピンに対し、人道支援活動を行うための救援金を募集しています。皆様からの温かいご支援をよろしくお願いいたします。 http://t.co/CmckDvQfUp
— 日本赤十字社 (@JRCS_PR) November 12, 2013
日本赤十字社のページを眺めていて知りましたが、「赤十字国際委員会(ICRC)」と「国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)」は別組織なんですね。
そうそう、ソフトバンク契約ならiPhoneアプリ「ソフトバンク かんたん募金」というものもあります。
→東南アジアで発生した台風30号の被災者に対する支援金受け付けについて
▼アップル – フィリピン台風 被災地支援
▼日本赤十字社(JRC) – 2013年フィリピン台風救援金
▼IFRC – Philippines: Humanitarian aid effort gears up on Samar Island (2013/11/13)
▼外務省 – 国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の概要
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