- 2016-04-15 (金) 10:56
- ネット/Webサービス

NTTドコモ/KDDI(au)/ソフトバンク各社は、2016年熊本地震への対応として、大規模災害発生時に無線LANを無料開放するための共通SSID「00000JAPAN」を利用できるようにしたと発表しました。
※ソフトバンク発表によると、今後九州地方全域での順次開放も予定しているそうです。
サービス契約の必要はなく、各社無線LANサービスサービスエリア内で「00000JAPAN」が表示されるところならば、該当SSID(パスワード無し)を選択するだけですぐにインターネット接続が可能に。
もちろん、スマートフォンに限らず、Windows/Macノートパソコンなど標準的なWi-Fi対応機器ならどれでも利用可能。
NTTドコモ: 「docomo Wi-Fi」熊本県内サービスエリア
KDDI (au): 「au Wi-Fi SPOT」熊本県内サービスエリア
ソフトバンク: 「ソフトバンクWi-Fiスポット」熊本県内サービスエリア
■災害用統一SSID「00000JAPAN」について
2014年5月、国内通信事業者を中心に構成される無線LANビジネス推進連絡会 Wi-BiZ が「大規模災害発生時における公衆無線LANの無料開放に関するガイドライン」を策定し、公衆無線LANの事業者が緊急事態のとき取るべき措置を事前に取りまとめ。現在では第2版が公開されています。
ガイドラインでは、災害発生から原則72時間以内にたちあげですが、今回は各社とも素早い対応ですぬ。
→Wi-BiZ – 大規模災害時における公衆無線LANの無料開放について

▼Wi-BiZ – 熊本県内で00000JAPAN発動 (2016/04/15)
▼NTTドコモ – 熊本県で発生した地震に伴う公衆無線LANサービスにおける「00000JAPAN」の運用について
▼KDDI – 九州全域における公衆無線LANの開放について
▼ソフトバンク – 熊本県で発生した地震に伴うソフトバンクWi-Fiスポットの無料開放について