- 2015-04-03 (金) 18:27
- iOS/Android | ネット/Webサービス
インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月3日、iPhone/Android向けのワンタイムパスワード管理アプリ「IIJ SmartKey」を1日より提供開始したと発表しました。
iOS (App Store): IIJ SmartKey ※iOS 8.1〜
Android (Google Play): IIJ SmartKey ※Android OS 4.0〜
IIJ SmartKeyアプリでは、標準規格である TOTP (RFC 6238) 準拠のワンタイムパスワードを生成し、様々なTOTP対応Webサービスの二要素認証 (二段階認証) で利用可能です。Google Authenticator相当ですか。
これにより、インターネットバンキングやSNSサービス、DropboxなどWebサービスにログインする際、従来のID・パスワード認証に加えて、一定時間毎(10秒~86400秒)に更新されるワンタイムパスワード(6〜8桁)を利用し、セキュリティを強化できます。
機種変更などの際、旧端末上に表示させたQRコードを新端末で読み取ることで設定情報を引き継げる機能もついているそうです。
■特長
- パスコードによるアプリ起動ロックで不正操作を防止
- 端末間の設定引き継ぎ機能により、機種変更やバックアップに対応
- 視認性が高く、シンプルで洗練されたデザイン
- 6桁または8桁のワンタイムパスワード(確認コード)を生成
- 様々なサービスで利用可能※
※動作確認済みサービス(2015年3月14日時点、随時追加予定)
- IIJセキュアMXサービス (スペアメールオプション)
- Amazon Web Services (AWS)
- Dropbox
- Evernote
- Googleアカウント
- Google Apps for Work
- Microsoftアカウント
各社毎に所定のOTPアプリを使うようになってたり (Y!OTP、SQEX TOKEN、@niftyワンタイムパスワード、Symantec VIP Accessなど)、ワンタイムパスワード管理アプリが乱立状態ですが、TOTP対応でどのくらいまとめられるか個人的にも気になるところ。
▼IIJ SmartKey
▼IIJ – IIJ、ワンタイムパスワード管理アプリケーション「IIJ SmartKey」を提供開始