- 2015-03-06 (金) 22:40
- ネット/Webサービス | 旅行/地域情報
横浜市とワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は、訪日外国人の利便性向上、および市内観光情報の発信機能強化策として、「公衆無線LANを活用した都市の魅力・活力の向上に関する連携協定」を締結し、訪日外国人向けスマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」を活用した利用エリア拡大に取り組むことを発表しました。
■取組の概要
訪日外国人が、Wi2提供アクセスポイントでWi-Fiを無料利用(14日間)できるプレミアムコードを3月下旬以降、市内観光案内所等で配付予定。
- 利用方法
市内の観光案内所等でプレミアムコードを受け取り、TRAVEL JAPAN Wi-Fiアプリにコードを登録し利用 - 利用場所
市内約5,800ヵ所 (順次拡大予定)
市営地下鉄全40駅、市営バス全車両(あかいくつ、横濱ベイサイドライン、貸切バス含む)、横浜マリンタワー等観光施設ほか、商業施設、ホテル及び飲食店などで利用可 - 対応言語
英語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、タイ語
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトとは
「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトとは、増加する訪日外国人観光客を対象としたインバウンドビジネスの領域をより一層活性化すべく発足されたプロジェクトです。本プロジェクトでは、訪日外国人観光客向けに、旅行中のインターネット環境を整えることを中心とした下記3つのサービスを提供し、2020年を目標に「旅行者にとって魅力ある日本」の一助となるサービスを目指します。
- 最大20万ヵ所以上のWi-Fiスポットを無償で使い放題
- 役立つ情報配信で、日本の旅をよりお得に便利にサポート
- 分析レポートの活用で、更なるサービス向上
また、今年2月発表された桜木町駅前広場での「みなとみらい Free Wi-Fi」実験 (SSID: MinatoMirai21_Free_Wi-Fi) に続く第2弾として、みなとみらい21地区の公共空間で無料Wi-Fiサービスを提供し、利用者の動向を踏まえた設置の有効性の検証、及び新技術を活用したシステムの作動確認を目的とした実証実験実施も発表。
SSID: LM_MM21_TEST
- 利用方法
事前登録等は不要で、簡単なアンケートに回答後、利用規約への同意手続きを行うことで利用可能 - 対応言語
日本語、英語、中国語(簡体) - 利用時間
利用時間・回数に制限なし - 利用場所
- クイーンモール2階
- グランモール公園(ヨーヨー広場)
提供期間
3月12日~今秋頃
なお、今回の実験は、横浜市の公民連携に関する相談や提案を受け付ける「共創フロント」にランプサーブより「4G/5G/Wi-Fi バックホール対応 LED 通信システムの開発」に伴うWi-Fi環境整備の実験として提案されたもので、横浜市とランプサーブが連携・協力して実施。
▼横浜市 – 訪日外国人向け無料Wi-Fi 環境が更に充実! ~ 利用エリアの拡大ほか ~
▼Wi2 – 横浜市との公衆無線LANを活用した都市の魅力・活力の向上に関する連携協定の締結 ~TRAVEL JAPAN Wi-Fi の最大限活用へ~ (2015/03/05)
▼Wi2 – 訪日外国人観光客向けビジネスの加速化を目指す公衆Wi-Fiインフラを活用した「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクト発足 スマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」も配信開始 (2014/12/11)
▼LAMPSERVE – 横浜赤レンガ倉庫 LED 通信実証実験の開始について (2014/03/20)