- 2015-02-10 (火) 8:41
- ネット/Webサービス

米Googleは2月9日(現地時間)、Webページ表示を高速化する目的で構築された独自プロトコル「SPDY」のサポートを、2016年早期に終了すると発表しました。
IETFのHypertext Transfer Protocol Bis (httpbis) WGで策定作業中の「HTTP/2」がラストコール段階になり、標準化が近いため。
Google製Webブラウザー「Chrome 40」の次期アップデートより、段階的にHTTP/2をサポートをはじめ、移行する計画とのこと。
Chrome will deprecate SPDY & NPN in ~early 2016: http://t.co/x9x1X2DyHj – full speed ahead on HTTP/2 and ALPN! pic.twitter.com/7GJpK3aasj
— Ilya Grigorik (@igrigorik) 2015, 2月 9
「SPDY」「HTTP/2」技術情報としては、IIJによる以下記事が詳しいです。
→IIJ – Web表示の高速化を実現するSPDYとHTTP/2.0の標準化 (2013/08/06)
▼Chromiums Blog – Hello HTTP/2, Goodbye SPDY (2015/02/09)
▼ITmedia – Google、HTTPを補う高速化プロトコル「SPDY」発表 (2009/11/13)